パリに帰ってきましたが、翌日からまた泊まりがけで調査なのだった。

そういうわけでここで休憩。アパートがある5区は、本屋を中心に必ず立ち寄る場所でよく知っている、と思いきや、全くテリトリー外の場所もある。

ムフタール通り。前から興味があったけれど、立ち寄ったことはなかった。ちょっとアパートがある場所から離れている。

食べることに興味があるならここは興味深い場所でしょ!と、あまり調べたりせずにとりあえず行ってみた。

おお、面白い。色々な食べ物屋さんがぎっしり。どこも興味深いが、なんとこの細くてそれほど大きくない通りに4軒もチーズ屋があるではないか。チェーンとして有名なアンドルーエや最近日本でもバターで有名なベイユヴェーユもある。それ以外は個人店だけど、チラ見してみたけど品揃えは悪くなさそう。どの店にもお客さんがいて、アンドルーエは店の外でハードチーズの試食をやっていたりする。

選べないなあと思いつつ、そのうちの3軒、チェーン店と個人店1つに立ち寄ってみる。

まずはベイユヴェーユから。みやすいお店。マダムが「何かアドバイスは必要ですか?」と聞いてきたので「珍しいものを探している。特にシェーブルが好き。珍しいものでオススメは?」と聞いて選んでいく。あまり知識が豊富そうではないし、愛想がいいわけでもないけれど、シンプルに欲しいものが買えた感じ。真空パックをお願いした。「どこからきたんですか」と聞かれたので「日本、東京から」と答えると「東京に今度私たちのお店が出るんですよ」と。ああ、そういえばそんなニュースもあったなあ。「マダムはフランス語が上手ですね」と褒められる。「いや、まだまだですよー」というと「いいえ、あなたのフランス語はきちんとしています」と。たまに、こうして褒められることもある。たまにね。。。

アンドルーエは、思ったほど品揃えがいいわけじゃないかなあと思った。なんとなく。店員も微妙で「マダム、みてるだけですよね?」と言ってくる。「いいえ、買います!」ときっぱり。3つほど選んで購入する。 

次に個人店へ。ここは気さくな感じの地元のおじちゃんとおばちゃんが経営してるって感じだった。店先にあったカマンベールや私が好きなマルセル・プチットのモンドールがあって、迷わず購入。ブルーデコースも美味しそうだったので思わず購入。

ああ、満足。だけど買いすぎだ。全てのお店で真空パックは対応してくれた。

その後、モンジュ広場にある安い化粧品屋でお土産を購入してから、アパートの近くまでバスで戻る。前から興味津々だったシェークスピア書店に寄ってみた。アパートから超近いんだけどねえ。英語の本の専門なので、どうも私には。と思っていたけど、素敵な店内。歴史を感じさせる。でも店内は写真撮影禁止でした。
ここのオリジナルのトートバッグが可愛くて欲しいなあと思ったけど、10ユーロ。悩んだ挙句買わない。

外のカフェではなぜか花嫁さんがお茶飲んでる。なんかの撮影かしら?

部屋に戻って、前日に買った中華の残りで晩御飯。

写真は個人店のチーズショップにあったチーズケーキ。フランスにはチーズケーキないって話だったけど、最近はどこのお店でも見かけるように。でも買ったことなし。。
IMG_3991